本読みの備忘録

ポチポチと読んだ本の感想を書き留めております。

2020-03-26から1日間の記事一覧

響野階段    織守 きょうや著

短編集というより ショートショートという感じです。 怪異の正体が明かされないので ぬるっとした感じの いやぁな読後感が 読んでいる間中纏わりついてくる感じでした。 この先、ネタバレ 父子の会話でほっこりさせといて どんな終わり方するんですかー!! …

魔性の子   小野不由美著

再読 読んでいて こんなに辛い話だったかぁと・・・ 小野先生、読み手の追い込みっぷりが鬼です(涙) 人はどんどん死んでくし 高里くんは追い詰められてくし ラストだって・・・ この先、ネタバレ含みます 血の穢れダメなの知らないからねぇ 成長期の息子に…

黄昏の岸 暁の天   小野不由美著

読んだことないと思っていたのですが 読んでいて あれ?再読???となりました まぁ、10年以上まえなので ほぼ新作として読みました。 白金の墟 玄の月が 民衆の苦悩を描き続けたのに対し こちらは 王宮内部 王と麒麟とそれを取り巻く人々が それぞれの立場…