本読みの備忘録

ポチポチと読んだ本の感想を書き留めております。

魔術の胎動   東野 圭吾著

ラプラスの魔女の前日譚

短編集でした

ナックルボールってすごいんですねぇ。

 

なにげなく並んだ物語が

繋がっていく展開は

さすが!です。

 

人は分子

その先は読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中岡が頑張ったわりに報われなかったですね

これで退場?と物足りなさがありました。

天才たちの能力ばかりが

クローズアップされながらも

ごく普通の人が

地道に積み上げるデータを

大事なものとして語られるラストに

深くうなずいて読了しました。

 

 

 

ラプラスの魔女   東野 圭吾著

さすがは東野さん! 

何度言う 自分(笑)

面白かったです

さらっと読めました

物理とか苦手だけど大丈夫でしたね

 

ネタバレ臭いので

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中岡が頑張ったわりに報われなかったですね

これで退場?と物足りなさがありました。

天才たちの能力ばかりが

クローズアップされながらも

ごく普通の人が

地道に積み上げるデータを

大事なものとして語られるラストに

深くうなずいて読了しました。

 

 

 

八日目の蝉   角田 光代著

いろいろな感想がないまぜなのだけれど

やっぱり、誘拐は犯罪

どんなに大切に愛情をもって育てても

ゆがめてしまった人生に対する罪は

許されないと思う。

それでも、八日目を生きているのなら

他の蝉が見られない景色を

見ながら生きることを受け入れて

生きていくしかないのだろうな。

 

ラストの祈りの言葉が心に響く

許されなくても

許せなくても

それぞれに穏やかな暮らしが続くといいね

と思いながら読了しました。

じょうぶな頭とかしこい体になるために   五味 太郎著

子どものいろいろな質問に

五味さんが答える形で

五味ワールドが堪能できます。

クスリと笑ったり

なるほどとうなずいたり

うーーーーーんと賛同しかねたり

面白く読めた1冊です。

コロナ後の世界を語る   養老 孟司他

いろいろな分野の方々からの提言が

一冊にまとめられています。

探検家の方の奥様の一言は

正に至言!

プレディみかこさんに一番共感できたのは

正に自分がケアする仕事についているからかなぁ

コロナがどんなに流行しても

リモートなんてありえない

低賃金でも誇りを持って働いている

世界中の仲間と一緒に胸を張って働きたいと思ったのでした。

東亰異聞   小野 不由美 著

怪奇物かと思ったら

ミステリーチックになり

ラストは…

 

明治の御代に

怪しい者たちが跋扈する

首都の闇を

絢爛豪華な一族の悲しい物語が彩る

そんなお話でございました

 

最後にネタバレチックな余計な一言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初子さま ひどい

護られなかった者たちへ

憲法で保障された

健康で文化的な最低限度の生活

本来なら

必要な人すべてが受け取る権利があるのに

パイの大きさはあらかじめ決まっていて

食い荒らす者がいて

護られるべき命が失われていく

豊かな国のはずなのに

「おにぎりが食べたいと」書き残して

餓死する人がいる現実を

忘れてはいけないのだな