本読みの備忘録

ポチポチと読んだ本の感想を書き留めております。

八日目の蝉   角田 光代著

いろいろな感想がないまぜなのだけれど

やっぱり、誘拐は犯罪

どんなに大切に愛情をもって育てても

ゆがめてしまった人生に対する罪は

許されないと思う。

それでも、八日目を生きているのなら

他の蝉が見られない景色を

見ながら生きることを受け入れて

生きていくしかないのだろうな。

 

ラストの祈りの言葉が心に響く

許されなくても

許せなくても

それぞれに穏やかな暮らしが続くといいね

と思いながら読了しました。