本読みの備忘録

ポチポチと読んだ本の感想を書き留めております。

十二人の死にたい子どもたち   冲方 丁著

テレビで映画の予告を見て
原作を読んでみようと手に取りました。

登場人物が多いので
最初は誰が誰やら・・・と思ったのですが
読んでいるうちに
それぞれの個性が際立ってきて
面白く読み進めていくことができました。



この先、ネタバレ臭いです。
ご注意を



























途中から
ラストは予想がついたのですが
爽やかと言っていいラストに
ホッとしました。
それぞれが背負っているものは
決して軽くないので
明るい未来が待っているとは言えないでしょうけれども
それでも、そう思いました。

さて、映画は未見なので
こんなこと言っても何なんですが
映画の予告のキャッチコピーが
原作とずれてるというか
作品を誤解させちゃうんじゃないのかなぁと
そこが一番もやっとしたのでありました。