本読みの備忘録

ポチポチと読んだ本の感想を書き留めております。

ポトスライムの舟   津村 記久子著

文庫本の裏表紙のあらすじの最後に

働くことを肯定したくなるという一文があって

読んでみようと手に取りました。

 

読んでいる間

私、働くことが嫌なんだなぁと

しみじみと実感…

 

一日8時間以上の時間を売って

一か月食べて寝て着て生きて

それに必要な物を手に入れる

こんな人生死ぬまで続くのかなぁと

それは、嫌だなぁと

思っているのは私ひとりじゃないんだなぁ

わかっていたけど

うん。実感できたわ

 

ただね 

この一冊を読んでも

働くことを肯定したくはならなかったなぁ