悪徳の輪舞曲 中山 七里著
はぁぁぁぁ・・・
とうとう実の母と妹登場でした。
このシリーズは
加害 被害 贖罪 裁判 弁護 などなどなど
考えないではいられないので
今回も、どっぷりとグルグル思考の渦の中にはまりつつ
終盤の怒涛の展開に引き込まれた感じです。
なんかね
誰も救われないんですよね。
読むごとに 御子柴さんに
肩入れしたい自分がいるのですが
犯した罪を考えると
そう簡単に楽になれないし
この人、楽になる気サラサラないだろうし・・・
最後にネタバレチックな一言を
実の母!
最後の一言が最低
それだけは、胸に抱えて墓場まで持っていくのが親だろうが