本読みの備忘録

ポチポチと読んだ本の感想を書き留めております。

黒武御神火御殿   宮部 みゆき 著

待ってました!三島屋変調百物語!!

 

黒白の間の聞き手がおちかから富次郎に代わって

辿り着いてくる話も変わってきましたねぇ

それにしても

前作の開けずの間といい

今作の泣きぼくろ 姑の墓といい

家族の話が怖い…

表題作が一番の長編でしたが

一気読みでした。

人の盲信のおぞましさを

まざまざとみせつけられた気がします。

骨董屋の主がいいですねぇ

これからも登場するのかなぁ

次回作が今から待ち遠しいです。

 

そうそう

おちかちゃんの幸せそうな様子には

ほっこりしました。