2019-10-20 熱帯 森見 登美彦著 前半、面白くって引き込まれたのですが 後半は、物語の世界をぴっぱり回されて 頭の中が迷宮のようでした。 千夜一夜物語の世界さながらに 物語が次々入れ子状に展開していき まさに「世界の中心に謎がある」なのでした。 迷宮の中を迷いに迷ったまま なんだか、外に出られたけれど 何にも謎は解けてなくて でも、読み終わったことに満足な1冊でした。